【令和7年度】ITパスポート合格体験記

資格
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以前から受験を考えていたITパスポートに、一発合格することができました。

試験勉強というものが数年ぶりだったので、勉強の感覚を取り戻すまでに苦労しましたが、無事終えることができたので安堵しています。

この記事では、受験のきっかけから合格までの道のりを記していきたいと思います。

今後受験する方の参考になれば幸いです。

受験のきっかけ

受験を決意したきっかけは、「自分のITスキルに自信を持ちたい」と思ったからです。

私は非IT企業でシステム担当をしており、これまでIT系の資格は持っていませんでした。

仕事内容はヘルプデスク業務がメインで、専門的な知識は必要なくても対応することができていました。

しかし、親会社が変わったことにより、「今のスキルでは新しい環境でやっていけないのでは?」と不安になりました。

そこで、ITパスポートの資格を取得することで、自分のスキルに自信を持ちたくて受験を決意しました。

また、資格勉強を通して、業務に関係する知識だけでなく、IT全般の知識を体系的に学びたいと思いました。

勉強時間

勉強期間:約1ヶ月

勉強時間:平日1~2時間、休日1時間

合計  :約50~60時間

業務でシステムに関わっていることもあり、勉強時間はやや少なめです。

平日は通勤時間や就寝前、休日は外出の移動時や家事の合間など、基本的にスキマ時間を活用して勉強するようにしました。

使用した参考書・アプリ

参考書

いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書+出る順問題集

こちらのテキストの最新版(令和7年度版)を購入しました。

内容は初学者にも分かりやすい説明で、試験によく出る用語の解説が優先的に掲載されていました。
そのため、シラバス全ての用語を網羅していないため、出題頻度の低い用語については自分で調べる必要があります。

図解も多く分かりやすくて良かったのですが、テクノロジ系については知っている内容も多かったので、もう少し中級者向けのテキストでもよかったかなと思います。

アプリ・Webサイト

ITパスポート絶対合格の問題集(アプリ・Webサイト)

ITパスポート 絶対合格の問題集

ITパスポート 絶対合格の問題集

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ITパスポート 絶対合格の問題集
ベストセラー本の著者が作った絶対合格のための過去問アプリ!過去問ひとつひとつにわかりやすい解説付き。難しい用語は動画で徹底解説。自動的に記録される正答率を励みにして、合格ラインを超えよう!

上記テキストの著者が開発した問題集のアプリです。

テキストの問題演習だけでは足りないため、こちらのアプリで過去問(平成30年春期~令和6年)を解いていました。

このアプリでは、「試験年度別に出題」「分野別に出題」「絞り込んで出題(難易度、未回答など)」「ランダムに出題」と問題の出題形式を自分でカスタマイズすることができます。

そのため苦手な分野を徹底的に対策したり、本番を想定して過去問を1年分解いてみたり、といった使い方が可能です。

さらにこれまでの解答率や正答数をグラフで確認できるので、自分の苦手分野の確認や成長を実感できます。

スマホがあればいつでも勉強できるので、スキマ時間を有効活用することが出来ました。

また、アカウントを作成してログインすることで、PCからも問題を解くことができます。

みちともデジタル(Webサイト)

みちともデジタル
ITパスポートの勉強法、用語、問題の解き方を元通信エンジニア兼高校教師の”みちとも”がやさしく解説します。

テキストと過去問だけだと、シラバス6.3の新出用語に勉強に不安を感じたので、こちらのサイトを利用させていただきました。

用語の解説だけでなく予想問題もあるため、新出用語のインプットとアウトプットが1つのサイトで完結できるため便利でした。

勉強方法

1か月前~

テキスト1周→過去問1年分を解く

まずはテキストを流し読み程度で一読しました。その後、アプリで過去問1年分を解きました。

最初から用語を覚えようとすると、頭がパンクして勉強が嫌になってしまいます。
まずはどのような問題が出題されるのか、全体像を把握することを目標にテキストと過去問に取り組みました。

テキストは章ごとに裁断し持ち運びしやすくすることで、「テキストが重い」→「持ち歩きたくない」→「勉強しない」という悪循環が起きないように工夫しました。

3.5週間前~

章ごとにテキスト一読→難易度「激甘」「甘口」に絞り込んだ過去問を解く

テキスト2周目からは、用語の意味を理解しながら覚えることを意識して章ごとに読んでいきました。

また、1章読んだらその章の頻出問題を解くことで、インプットとアウトプットを交互に行うようにしました。

2週間前~

過去問1年分を解く→難易度「激甘」「甘口」「中辛」の問題を苦手分野から解く

テキスト2周目が終わった時点で再度過去問1年分を解き、正答率の低い苦手分野を洗い出しました。

ここからはアウトプット中心の勉強を行い、覚えていない用語が出てきたらブックマークをして後から確認できるようにしました。

1週間前~

CBT疑似体験で過去問1年分を解く→難易度「辛口」「鬼辛」の問題をランダムに解く↔不正解だった問題を解く

試験1週間前にCBT疑似体験ソフトウェアを使って問題を解きました。試験前に操作説明を確認することはできますが、予め操作に慣れておいた方が安心だと思います。

最後の追い込み期間は、難易度高めの問題を解いて不正解だった問題は次の日再度挑戦する、というサイクルを繰り返していました。

3日前~

3日前からはシラバス6.3の新出用語の確認と、予想問題の演習を行いました。

ここでシラバス6.3で132語も新しい用語が増えていることを知り、少し焦りました。

みちともデジタルで重要度の高い新出用語から確認して、インプット・アウトプットを行いました。

また、これまで避けていた計算問題の解き方を確認し、簡単な計算なら解けるレベルにしました。

1日前

前日はテキストの重要用語を確認し、早く寝て体調を整えることを最優先しました。

ギリギリまで勉強をするスケジュールではなく、前日は予備日くらいの気持ちの方がいいかと思います。

試験当日

試験開始は9時、受付開始は8時30分でしたが、余裕をもって8時10分頃に到着しました。

受付時間前でしたが、既に開場しており3名ほど来ていました。

8時30分を過ぎると続々と受験者が集まり、8時50分に最終説明・入室開始という流れでした。

入室から試験開始までは体感として5分程しかなく、操作説明をゆっくり確認する余裕がなかったので、事前にCBT疑似体験で操作方法を把握しておいて良かったです。

試験結果

試験終了ボタンを押して3秒ほど待つと、採点結果が表示されます。

結果は見事合格基準に達していました!

まとめ

ITパスポートの資格勉強を通して、当初の目標だった「ITスキルに自信をつける」ことは達成することができました。

社会人になってから勉強する機会が全くなかったので、最初は勉強の感覚が思い出せず苦労しましたが、無事一発合格することができて嬉しく思います。

一方で、シラバスの変更点を把握しきれていなかったり、テキストが少し易しすぎたりなど反省点はありますので、これを読んでいる方は反面教師にしてほしいと思います。

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